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春先に気を付けたいこと✿

春先に気を付けたいこと✿

2019年3月18日

桜の開花宣言ももうすぐそこ!暖かくなってくるとワンちゃん猫ちゃんも
活発になってきますよね。

元気になるのはペットだけではなく、虫なども出てきます。
そこで怖いのは“フィラリア症(蚊を媒介する)”“ノミ・ダニ”などなど、、

お薬やお医者さんに診てもらうことで予防できるのならば
やらない手はありませんね!!

 

【フィラリア症】(主にワンちゃん)

犬がかかる病気の中で気がかりなものの一つが“フィラリア症”です。
蚊を媒介としてフィラリアという寄生虫が体内に侵入し、フィラリアの子虫が
血管内等で成長、やがて成虫となり肺や肺動脈・心臓に寄生する病気で、
極めて死亡率が高いのが特徴です。

感染した犬は食欲不振や腹水、疲れやすくなって息切れ等を起こしやすく、
歩いていて突然転んだりせき込んだりすることも多くなります。
これらは感染前に予防薬を飲むことで防ぐことができます。
(正確には感染しても幼虫をすぐに殺してくれる駆虫薬になります)
飲む薬の量は犬の体重によって異なり、飲ませる時期も地域で変わってくるため
獣医と相談して決めましょう。

*注意点
予防薬を飲む前に血液検査が必要です
→フィラリアが寄生した状態で予防薬を飲むと、ショック反応を起こしたり
死亡してしまうことがあります。
そのため感染の有無を投薬前に検査する必要があります。

 

【ノミ】(ワンちゃん猫ちゃん)

ノミが体につくとしきりに痒がるためその場合はすぐにシャンプーをして
身体からノミを取り除きます。お風呂等に水(ぬるま湯)を張り、
入浴させるのも効果的です。
また、ノミや卵がついていた場合は犬の身体だけでなく
犬小屋やサークル・マット等にも生息している可能性がある為
普段犬がいる場所を全て消毒する必要があります。
これもあまりひどければ獣医さんと相談しましょう。

 

【ダニ】(ワンちゃん猫ちゃん)

草やぶ等に潜み、動物が近づくと飛びついて付着し、体の表面を移動しながら
手足の内側や下腹部・まぶたや耳の中等、皮膚の柔らかい場所を探しては吸血します。
着いたときは小さいですが血を吸うにつれダニは大きく膨らみます。
ダニを発見した際にいきなり取ろうとすると、頭が刺さったまま胴体だけが
切れてしまう場合がある為、刺さっている方向から頭ごとそっと抜き取るようにします。
鳴れていないと難しいので不安な場合は動物病院で抜き取ってもらいましょう。

*注意点
取ったダニは決してつぶさないこと!
→お腹に入っている卵や有害なものが飛び散る恐れがある為
粘着テープ等に張り付け密閉して閉じ込めたり、
中性洗剤を数滴たらした水につけてから捨てるようにします。

 

 

春先に気になる害虫のお話でした。

つらい思いをしないで済むように、事前に防げるものは予防してあげたいですね。
春先はお花見やお散歩等、草むらで遊んだりする機会が増えるかもしれません。
もし、いつもと様子が違うな、、と思うことがあったら
早目に獣医さんに相談してみましょう☺