ペットと住む家
2019年3月7日
こんにちは☺
いまいちなお天気が続いておりますが、空気が潤っていいですね、、♪
さて、今日はペットと一緒に住む家について書いていきたいと思います。
皆さんは『ユニバーサルデザイン』をご存知でしょうか?
言葉だけなら聞いたことあるよ、という方もいらっしゃいますか?
ユニバーサルデザインとは、大きく言うと
「全ての人が等しく使いやすく快適に生活できる」
という公平性を目指すデザイン思想です。
バリアフリーと混同されがちですが(大枠で考えると似ているのですが)
概念や思想は全く別の所から生まれているので別物なのです。
※ユニバーサルデザイン=すべての人が対象(個人差・体格・国籍など)
※バリアフリー=障害者や高齢者が対象 などなど
ユニバーサルデザインには7つの定義が示されており
①公平に使用できること
②使う上で自由度が高い事
③簡単で、直感的に使えること
④必要な情報がすぐにわかること
⑤うっかりミスが危険につながらないこと
⑥身体への負担が少なく使えること
⑦大きさや寸法が使い勝手のいいこと
以上のことを取り入れてデザインされています。
身の回りのもので何かピンときましたか??
例を挙げると、利き手関係なく使用できるはさみ・ゆったりとした階段やスロープ・
ドアのレバー(回さないタイプ)・パッと見てわかる絵や色の案内など、
国籍や老若男女問わずに使いやすいものが私たちの周りにもありますね(*^_^*)
皆さんの住まいで例えると
【階段→スロープ】
これは平屋の住宅等を除いて一般の戸建住宅では難しいかもしれませんが、
踏面(階段の足を置くところ)の幅を広げ、高さを抑える等することで落下の危険性を
減らすことができます。
【ドアレバーのタイプ】
主にくるっと回して開け閉めする握り玉タイプと
レバーを押し下げるタイプのレバーハンドルがありますが、
誰もが開けやすいのは後者ですよね。
しかし、レバーに届くくらい大きかったり、ジャンプ力のあるペットが開けてしまった場合
挟まれてしまったりと思わぬ事故につながる事もあります。
そんな時はくるりと回す握り玉タイプの方が安心かもしれませんね^_^;
【電気のスイッチ】
力を入れずに軽く押すだけで点くボタンが普及してきていますね。
ぐるりと見渡してみると、あれも!これも!と見つかることと思います!
一緒に暮らすペットも家族の一員。
私たち人間にも個性があるように、人とは違う習性をもつものとして
ペットを理解した上で家づくりを考えることが大切です。
また、ペットは私たち人間よりも早く老いていきます。
限られた大切な命だからこそ、暮らしやすい住まいで
幸せな一生を過ごしてほしいですよね。
階段をスロープにしたり、滑りにくくクッション性のある床にしたり、
小さい子どもから高齢者まで、ペットにも人にも優しいおうちを
考えていきたいですね^^